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写ルンですってどんな種類があるんだっけ?

「写ルンです」はまだデジカメも携帯電話も浸透していない、それこそフィルムカメラも一家に一台もなかった1986年に富士フイルムから誕生しました。それから様々な種類の写ルンですは販売され、パッケージデザインも、写ルンです自体の外装も変化しつつ、それでも変わらない「写ルンです」を30幾年愛され続けています。

「写ルンです」は正式には「レンズ付きフィルム」という種類のカメラとなります。出荷時にフィルムを内蔵した状態のものをそう呼ぶそうです。

現在は2種類の「写ルンです」

2018年現在富士フイルムより販売しているのは、スタンダードモデルの「SIMPLE ACE」と水深10mまで対応している防水タイプの「New Waterproof」の2種類になります。

SIMPLE ACE

主な仕様

フィルム ISO400 135フィルム
撮影枚数 27枚
レンズ f=32mm F=10
シャッタースピード 1/140秒
撮影距離範囲 1m~無限遠
フラッシュ 内蔵(有効撮影距離:1m~3m)
重量 90g

New Waterproof

フィルム ISO800 135フィルム
撮影枚数 27枚
レンズ f=32mm F=10
シャッタースピード 1/125秒
撮影距離範囲 陸上=1m~無限遠(晴天~薄曇りの日中・屋外)
水中=1m~3m(晴天の日中・澄んだ水の中)
フラッシュ 内蔵(有効撮影距離:1m~3m)
重量 170g
耐水性 水深10m(JIS8級相当)

切り替わったのが最近なので、旧デザインモデルや39枚撮りモデル、High Speedという高感度のISO 1600フィルム、シャッタースピードを1/200秒に変更した手ブレに強いモデルなどはまだまだ店頭などで見かけるかもしれません。

30年以上販売されているとはいえ、部品価格の高騰や、需要有無、不人気などの理由で販売終了となってしまった写ルンですもあるので、自分の気に入った「写ルンです」をどんどん使っていきたいですね。

この記事を書いた人

カトウタクミ
名古屋付近に分布。 FUJIFILM X-T2/CONTAX T2 カメラと本とWEBとかで生きてます。

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